こんにちは。モノコスメラボ サイガです。
朝晩の空気がひんやりと感じられるようになりましたね。少しずつ秋が深まるこの季節。
日中は暖かくても、朝晩は肌寒い。そんな寒暖差の大きい時期に、「なんとなく疲れやすい」「体がだるい」「気分がすっきりしない」と感じることはありませんか?
季節の変わり目は、気温や日照時間、生活環境の変化などによって、心身の調子が揺らぎやすい時期でもあります。
そんなときに取り入れてみたいのが、植物の香りを楽しむアロマの時間です。
お気に入りの香りをそばに置き、ゆっくりと深呼吸する。
ほんの数分でも、慌ただしい日常から少し離れて、自分自身に目を向けるきっかけになるかもしれません。
今回は、秋の疲れを感じるときにおすすめしたい精油と、精油2〜3種類で簡単に楽しめるアロマブレンドレシピを3つご紹介します。
秋の季節の変わり目に疲れやだるさを感じるのはなぜ?

秋は、夏の暑さが落ち着き、過ごしやすくなる一方で、朝晩と日中の気温差が大きくなる季節です。
こうした寒暖差に対応するため、私たちの体は体温を一定に保とうと働いています。
その調節には、自律神経も関わっています。
自律神経は、体温調節だけでなく、心拍や消化など、私たちが意識せずに行っている体の働きを支える神経です。
季節の変わり目には、気温の変化に加え、日照時間の短縮や生活リズムの変化、睡眠不足など、さまざまな要因が重なることがあります。
そのため、疲れやだるさを感じたときは、無理をせず、十分な睡眠や休息をとることが大切です。
また、忙しい日々の中では、自分が疲れていることに気づかないまま過ごしてしまうことも。
そんなときこそ、意識的にひと息つく時間をつくってみませんか。
季節の変わり目のセルフケアにアロマを取り入れてみませんか?
植物から抽出される精油(エッセンシャルオイル)には、それぞれ異なる香りの特徴があります。
柑橘の明るくみずみずしい香り、ハーブの清々しい香り、木々を思わせる落ち着いた香り。
香りの感じ方や好みには個人差がありますが、心地よいと感じる香りは、気持ちを切り替えたり、ゆったりと過ごす時間を演出したりするきっかけになります。
アロマを楽しむために、特別な道具を揃える必要はありません。
ティッシュやムエット(試香紙)に精油を少量垂らして香りを楽しむだけでも、手軽に取り入れることができます。
大切なのは、香りを使うことそのものよりも、香りをきっかけに、自分のための時間をつくることだと私は考えています。
今回は、香りの印象が異なる3つのブレンドをご紹介します。
秋の疲れに寄り添うアロマブレンド3選
1. 気持ちをゆるめたいときに|ラベンダーとベルガモットの穏やかな香り
忙しい一日を過ごしたあとや、考えごとが多く、なかなか気持ちを切り替えられないときに。
やさしいフローラルの香りと、爽やかな柑橘の香りを組み合わせた、穏やかなブレンドです。

◾️おすすめの精油ブレンド(合計5滴)
ラベンダー(真正ラベンダー)(Lavabdula angustifolia):2滴
ベルガモット(Citrus bergamia):2滴
フランキンセンス(Boswellia carterii):1滴
◾️香りの特徴
ラベンダーのやわらかなフローラル調に、ベルガモットのほろ苦く爽やかな柑橘の香りが重なります。
そこにフランキンセンスの落ち着いた樹脂の香りを少し加えることで、奥行きのある穏やかな香りに仕上がります。
甘すぎず、爽やかすぎない、バランスのよいブレンドです。
◾️こんなときにおすすめ
仕事や家事がひと段落したとき、気持ちをゆったりと切り替えたいとき、自分だけの静かな時間を過ごしたいときに。
2. 気分をサッと切り替えたいときに|オレンジとローズマリーの清々しい香り
なんとなく気分が重いときや、すっきりとした気持ちで過ごしたいときに。
柑橘の明るさとハーブの清涼感に、木の香りを組み合わせたブレンドです。

◾️おすすめの精油ブレンド(合計5滴)
オレンジスイート(Citrus sinensis):3滴
ローズマリーシネオール(Salvia rosmarinus ct 1,8 cineole):1滴
ヒノキ(Chamaecyparis obtusa):1滴
◾️香りの特徴
オレンジスイートのみずみずしく親しみやすい香りに、ローズマリーのすっきりとしたハーブの香りがアクセントを加えます。
さらにヒノキの落ち着いた木の香りを重ねることで、清々しさの中にも穏やかさを感じるブレンドに。
柑橘の明るさがありながら、どこか森の空気を思わせる香りです。
◾️こんなときにおすすめ
気持ちを切り替えたいとき、家事や仕事の合間にひと息つきたいとき、爽やかな香りを楽しみたいときに。
3. 深呼吸してひと息つきたいときに|ヒノキとマジョラムの温かみのある香り
忙しさに追われ、気づけば肩に力が入っている。
そんなときには、森の中にいるような落ち着いた香りを楽しんでみませんか。
木々の香りと、やわらかなハーブの香りを組み合わせたブレンドです。

◾️おすすめの精油ブレンド(合計5滴)
ヒノキ(Chamaecyparis obtusa):2滴
マジョラム(Origanum majorana):1滴
オレンジスイート(Citrus sinensis):2滴
◾️香りの特徴
ヒノキの清らかで落ち着いた木の香りを中心に、マジョラムの温かみのあるハーバルな香りを重ねます。
そこにオレンジスイートのやさしい甘さが加わることで、木の香りが初めての方にも親しみやすい印象に。
まるで木漏れ日の差し込む森で、ゆっくりとひと息つくような香りです。
◾️こんなときにおすすめ
慌ただしい日常から少し離れたいとき、深呼吸する時間をつくりたいとき、木々の香りに包まれて過ごしたいときに。
初心者でも簡単!アロマブレンドの楽しみ方
精油をブレンドするときは、まず少ない滴数から試してみるのがおすすめです。
同じ種類の精油でも、産地や抽出方法、メーカーなどによって香りの印象が異なることがあります。
レシピはあくまで目安として、ご自身が心地よいと感じるバランスを探してみてください。
ムエットやティッシュで楽しむ
最も手軽なのが、ムエット(試香紙)やティッシュを使った方法です。
ムエットやティッシュに精油を合計1〜2滴垂らします。
少し離れた位置から、香りを確かめます。
心地よいと感じる距離で、自然な呼吸をしながら香りを楽しみます。
ブレンドを試す際は、各精油を別々のムエットにつけ、まとめて香りを確認する方法もおすすめです。
今回ご紹介した5滴のレシピをそのまま使う必要はありません。少量から試し、好みのバランスを見つけてください。
ウッドディフューザーやアロマストーンで楽しむ
ウッドディフューザーやアロマストーンに精油を1〜2滴垂らすと、デスクやリビングなど、身近な場所で香りを楽しめます。
火や電気を使わないため、手軽に取り入れやすい方法です。
香りの広がり方は精油の種類や使用環境によって異なるため、少量から調整しましょう。
自然に気化して香るので比較的狭いスペースで香りを楽しむ時におすすめです。
精油を使用するときの注意点
精油は植物由来の天然成分ですが、天然だからといって、すべての方に安全とは限りません。
安全に楽しむため、次の点に注意しましょう。
精油の原液を直接肌につけたり、飲用したりしないでください。
香りを強く感じるほどよいわけではありません。少量から使用し、適度に換気しましょう。
妊娠中・授乳中の方、小さなお子さま、持病のある方、香りに敏感な方は、使用する精油の種類や使用方法に注意が必要です。
ペットがいる空間では、精油の使用を慎重に判断してください。
精油が家具や衣類に直接触れると、変色やシミの原因になる場合があります。
ベルガモットなど一部の柑橘精油には光毒性への注意が必要なものがあります。
今回は芳香浴として紹介していますが、肌への使用は原液では使用せず、クマリン類フリーの精油をおすすめします。
香りによって気分が悪くなった場合は、すぐに使用を中止してください。
また、疲れやだるさが長く続く場合や、日常生活に支障がある場合は、アロマだけで対処しようとせず、医療機関に相談することも大切です。
まとめ|季節の変わり目こそ、深呼吸する時間を

季節がゆっくりと移ろうように、私たちの心や体の調子も日々変化しています。
いつもと少し違う疲れを感じたり、なんとなく気分がすっきりしなかったり。
そんなときは、無理に頑張ろうとせず、自分をいたわる時間をつくってみませんか。
今回ご紹介した3つのブレンドは、どれも精油2〜3種類で楽しめる、シンプルな組み合わせです。
穏やかなフローラル、清々しい柑橘とハーブ、そして落ち着いた木々の香り。
その日の気分に合わせて、心地よいと感じる香りを選んでみてください。
KAGU&EASEでは、東京都・多摩地域のヒノキから抽出された精油を使い、森の空気を思わせる香りをお届けしています。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まり、ゆっくりと深呼吸する。
香りが、そんな小さな時間をつくるきっかけになれば嬉しいです。
忙しい日々に、森の静けさを。
KAGU&EASE
関連コラム
・精油って何?初心者が知っておきたいアロマの基礎知識と使い方
・眠れない夜におすすめ|深呼吸とアロマで自律神経をやさしく整える方法




