こんにちは。monocosmelabのサイガです。
梅雨に入ったかと思うと真夏のような暑さ。ジメジメ蒸し暑くなかなかスッキリしないですね。
今回はそんなジメジメむわっとうっとうしいと感じる時におすすめなブレンドを作ってみたのでレシピを公開します。精油に親しくない方にとっては、よく知らないかもしれない「フェンネル」を使い、なおかつ精油の本数が多いので普段から精油を活用されている方向けのレシピかもしれません。
甘くスッとするスパイシーな香りの「フェンネル」。難しそうでなかなか私自身もブレンドに使っていなかった香りでしたが、香りを嗅いだ時、爽やかで甘いスパイシーな香りに惹かれブレンドしてみたい!と思いました。
フェンネルは自己肯定感や自信を少しずつ精油といわれているので、もしかしたら環境の変化で何も行動できておらず、少し落ち込み気味の今の私にピッタリの香りだったのかもしれません。笑


まずはフェンネル精油のご紹介
Fennel(フェンネル) 学名:Foeniculum vulgare
セリ科の植物で種子から水蒸気蒸留法で得られる精油です。
自己表現と感情の解放を導く精油。スパイシーで爽快感がある軽い香りを感じると同時に芳醇な深みのある甘さと落ち着きのある重い香りを放つフェンネル。古代エジプトやギリシャ、ローマ帝国、インドなどで料理や医療には欠かせない大切な芳香植物として活用され、現在でも各国の料理やお菓子で味わえます。温かさを感じる甘い香りは高ぶる感情を抑えて落ち着きを取り戻し、自己肯定感や自信を少しずつ与えてくれる精油で、神経性の問題にも有効だと考えられています。
食欲不振や消化不良、膨満感、便秘などの不調改善にも役立ちます。産後の母乳促進のケアにハーブティーとしての摂取はおすすめですが、精油とハーブは共に妊娠期の使用は避けましょう。
引用:アネルズあづさ著(2023).アロマ図鑑.ナツメ社
【注意事項】主な化学成分としてフェノール類を多く含みます。
*妊娠中の使用は控えてください
*マッサージオイル等で使用する場合、授乳中は希釈濃度1%以下で使用してください。
フェンネル精油を使ったブレンドレシピ
全部で20滴として /()内は学名
Top: オレンジスイート(Citrus sinensis) ・・・・・・8滴
Top: ライム(Citrus aurantifolia) ・・・・・・・4滴
Top Middle: ブラックペッパー(Piper nigrum)・・・・3滴
Middle: フェンネル(Foeniculum vuigare)・・・・・・2滴
Middle Base: フランキンセンス(Boswellia carterii)・・1滴
Base: ベティバー(Vetiveria zizanoides) ・・・・・・2滴
スッと爽やかな感じとクリアさがあって清潔感のある香りになったかなと思います。
私の今の悶々とした気持ちをサッと払ってくれるような爽快感がありました笑(個人の感想)
マージョラムを足すとぐっと華やぐかもしれません。また、ライムをベルガモットに変えるのもありです。(少し苦みが増しそうですが)
※ライムやベルガモットはフロクマリン類が含まれるのでお肌に使用する場合は光毒性に注意が必要です。
フェンネルを使って精油2本でブレンドする場合は
全部で10滴として /()内は学名
Top: オレンジスイート(Citrus sinensis) ・・・・・8滴
Middle: フェンネル(Foeniculum vuigare)・・・・・・2滴
このくらいの割合が良いです。
ただこの場合ベースノートが無いので、ベースを足したほうがバランスは良くなります。
最後に
精油のブレンドは奥がとっても深く、感性によるところが大きいので皆さんそれぞれに好きな香りにトライされるとよいと思います。
この精油を入れるともっといい香りだったなどありましたら、教えてくれるとうれしいです。
シングルノート(精油1本)でも良い香りの精油はたくさんありますし、この香り好き!というのが一番合った香りだと思うので、鼻を敏感に、野生に戻った感覚で(笑)嗅覚を研ぎ澄ましましょう!
香りは嗅ぐだけでよいというお手軽さが魅力です。
天然100%の精油に触れる機会を作ってみませんか?
香りのブレンドワークショップもできますので、お問い合わせいつでもお待ちしています。
【お問い合わせ】
個人のお客様はこちら→ https://www.monocosmelab.com/contact/
法人・事業者様はこちら→ https://www.monocosmelab.com/business-inquiries/