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精油はなぜ睡眠にいいの?アロマが眠りを助けるメカニズムとおすすめ精油

こんにちは。モノコスメラボのサイガです。

睡眠の質を高めたいときに注目されているのが精油(アロマオイル)です。

香りは嗅覚から脳に伝わり、「大脳辺縁系」や「視床下部」に作用して自律神経を整え、リラックスしやすい状態をつくります。

これにより心身が落ち着き、自然と眠りに入りやすくなるのです。

定番のラベンダーに加えて、実はベルガモットやヒノキも睡眠改善に効果がある精油として研究で注目されています。

この記事では、精油が眠りによいとされる理由と、おすすめの使い方を初心者でもわかりやすく紹介します。

精油が睡眠に働きかけるメカニズム

香りが睡眠に作用するのは、単なる気分の問題ではありません。
科学的に次のようなプロセスが明らかになっています。

1.香りが脳に直接届く

香りの分子は嗅覚を通じて脳に届き、心地よさや不安、リラックスや緊張といった感情をつくる「大脳辺縁系(主に扁桃体や海馬)」、そして自律神経やホルモンバランスを整える「視床下部」に電気信号として伝わります。

2.副交感神経を高める

香りの電気信号は「視床下部」に伝わり、副交感神経(リラックスをつかさどる神経)が優位になります。すると、心拍数が落ち着き、呼吸が深くゆったりとし、血圧も安定していき体が休息モードへ。こうして体の緊張が自然にゆるみ、眠りに入りやすい状態が整うのです。さらに、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も抑えられるため、心まで穏やかになりやすくなります。

3.不安やストレスを和らげる

考えごとや緊張で眠れない夜に、香りが安心感を与えてくれます。

4.眠る習慣づけに役立つ

「この香り=寝る時間」という合図になり、睡眠リズムを整える助けになります。

ラベンダー以外にも!睡眠によい精油

冒頭でもお伝えしているように、睡眠によい精油といえば、真正ラベンダー(Lavandula angustifolia)を思いつく方が多いと思いますが、ベルガモット(Citrus bergamia)やヒノキ(Chamaecyparis obutusa)も睡眠によいと注目されています。

🍊ベルガモット(Citrus bergamia)精油

柑橘系の爽やかさと、ほんのり甘い中にグリーンな苦さを感じる香りが特徴です。アールグレイティーの香りづけとしてもベルガモットは有名なので、なんとなく想像しやすい香りではないでしょうか。

ベルガモットを就寝前や起床時に使うと、睡眠の質が改善し、目覚めもすっきりすることが臨床試験で報告されています。

気分を落ち着けると同時に、翌朝の軽やかさを求める方にぴったりです。

🌲 ヒノキ(Chamaecyparis obutusa)精油

森林にいるような爽やかで落ち着いたウッドグリーンな香り。

日本では古くから建材としても有名で浴槽や日用品などにも使われ楽しまれてきた香りです。

研究では、ヒノキの香りを吸入すると副交感神経が優位になり、脳の緊張が和らぐことが示されています。

寝室に取り入れると、森に包まれるような安心感で眠りの準備が整いやすくなります。

他にも睡眠によいといわれる精油はありますが、初心者向けとして単品でも使いやすく親しみのある香りの精油かなと思い、この2つの精油をピックアップしてみました。

睡眠改善に役立つアロマ活用法

夏の足トラブルに!おうちでできる精油のフットケアスプレーの挿入画像3

初心者でも取り入れやすい方法をご紹介します。

ディフューザー:2~3滴たらし、寝室全体にやさしく香らせる

ティッシュやアロマストーン:1~2滴垂らして枕元に置く

ルームスプレー:寝る前にベッドまわりに軽くひと吹き

寝る30分前くらいから香らせておくとよいです。
香りはほんのり感じる程度がベスト。強すぎる香りは逆に覚醒を促す場合があります。

ちなみに、モノコスメラボの商品でベルガモットやヒノキを配合しているものは下記です。
<ベルガモット使用>
爽-SOU-の香り
アロマスプレー 爽-SOU-アロマドロップ 爽-SOU-カグソープ 爽-SOU- )

爽やかな朝の森をイメージした香りですが、実は睡眠にもおすすめの香りです。暑くて眠れない夜にもよいと思います。
<ヒノキ使用>
アロマスプレー とごしぎんざの香り
アロマスプレー 清泉女子大学の香り

ヒノキは東京都の多摩産材ひのきから抽出された精油を使用しています。ウッディーな香りは重厚なイメージがあると思いますが、爽やかな森林の香りで心地よい重厚感のある香りです。まさに森の中で深呼吸しているような心地よさがあります。

精油を安全に使うための注意点

【簡単レシピ】精油でつくるフェムケア香水|ランジェリーパフュームを手作りしようの挿入画像5

●精油を原液のまま肌につけない

●妊娠中や持病がある方は使用前に医師に相談

●ベルガモットは光毒性があるため、日中に肌に直接つけない

まとめ

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精油は「香りがダイレクトに脳に届き、自律神経を整え、不安や緊張をやわらげる」ことで、自然な眠りを助けてくれます。

特に、ストレスフルな日々を送る現代人にとって、心地よい香りは手軽に取り入れられるリラックス法の一つです。日々のルーティーンにアロマを加えることで、心身のバランスを整え、質の良い睡眠を手に入れましょう。

自分に合った香りで心地よい眠りを見つけてみませんか?