こんにちは。モノコスメラボのサイガです。
12月は、楽しいイベントが満載でワクワクしたりソワソワしたり、なんだか気持ちまで忙しくなり、心も体も疲れやすい季節。そんな時こそ、香りの力をそっと暮らしに取り入れてみませんか。

アロマというと「難しそう」「道具が必要そう」と感じる方も多いかもしれませんが、実はとても簡単。香りひとつで、いつもの部屋がクリスマスらしい特別な空間に変わります。

この記事では、アロマ初心者の方でも今日からできる、クリスマスの香りの楽しみ方をご紹介します。

クリスマスに香りを取り入れると、なぜ特別感が生まれるの？

香りは、記憶や感情と深く結びついています。視覚的な飾りがなくても、空気の印象が変わるだけで「季節」を感じることができます。

忙しい毎日の中でも、ふっと深呼吸したくなる香りがあるだけで、心に余白が生まれます。大人世代にこそ、無理なく楽しめるクリスマスの演出です。

クリスマスにおすすめのアロマ3選（初心者向け）

オレンジスイート(Citrus Cinensis)

やさしい甘さと元気な明るさを感じる香り。家族や大切な人と過ごす時間にぴったりで、空間をやわらかく包み込みます。消化器への働きが期待できるので、便秘や過敏性腸症候群、食欲不振、消化不良、嘔吐など自律神経や生活の乱れに伴う幅広い不調に役立ちます。暴飲暴食の多いこの時期にもおすすめです。

シナモンバーク（Cinnamomum zeylanicum)

ほんのりスパイシーで、クリスマスらしい温もりを感じる香り。少量使うだけで、季節感をぐっと高めてくれます。食料や飲料の香りづけとして身近に感じられる香りです。殺菌や抗ウイルス作用の働きがあり、寒い時期にもおすすめです。肌には刺激が強い精油なので芳香浴がおすすめです。

フランキンセンス（Boswellia carterii）

深呼吸したくなる落ち着いた香り。聖書にも登場し、教会を象徴する香りです。夜のリラックスタイムや、一人で静かに過ごす時間におすすめです。不安感やイライラ、心が乱れている時にも役立ちます。
ニュートラルな香りでどのような精油にもバランスよくなじむのでブレンドには必須といえる精油のひとつです。

まずは1種類だけでも十分。気に入った香りを見つけることから始めてみましょう。

冬にぴったりの香りアイデア：クリスマスを香りで満喫

冬の香りは、ひとつの精油だけでなく、組み合わせることでより奥行きが生まれます。難しいブレンドをしなくても、「この香りに、これを少し足す」だけで、クリスマスらしい空気感がぐっと高まります。

柑橘×スパイス｜あたたかく華やぐクリスマスの香り

オレンジスイートなどの柑橘に、シナモンをほんの少し合わせるだけで、冬らしい温もりを感じる香りに。明るさと落ち着きのバランスがよく、リビングや来客前の空間づくりにもおすすめです。

柑橘×スパイス×フランキンセンス｜静かな夜に寄り添う香り

フランキンセンスは、冬の夜にぴったりの香り。柑橘系（オレンジやマンダリン）やスパイス（シナモンバーク）を組み合わせるとグッとクリスマスっぽい香りになりおすすめです。キャンドルを灯す時間や、一人で過ごす静かなひとときに、気持ちをそっと整えてくれます。

香りは「足しすぎない」が心地よさのコツ

香りは強くしすぎず、ほんのり感じるくらいが理想的。冬の香りやクリスマスのアロマは、1滴ずつ試しながら、その日の気分や過ごし方に合うものを見つけてみてください。
トップノートである柑橘系はバランスとしては多めに、ベースノートである樹脂やスパイスウッディ系は少なめにがバランスを取りやすいです。

もっと手軽に楽しみたい方には、空間にさっと使えるアロマスプレーもおすすめです。ディフューザーがなくても、初心者でも簡単に香りを取り入れられる方法として人気があります。

道具なしでもOK｜簡単なアロマの取り入れ方

ティッシュやコットンに1滴

精油を1滴垂らし、デスクや枕元に置くだけ。さりげなく香りを楽しめます。
寝るときの寝香水代わりにパジャマの胸ポケット忍ばせるのも心地よい睡眠につながります。

マグカップで芳香浴

マグカップにお湯を注ぎ、精油を1滴。立ちのぼる香りで、ほっと一息つく時間に。

アロマスプレーをひと吹き

市販のアロマスプレーを空間に軽くスプレーするだけ。来客前や気分転換にも便利です。
香りは強くするより、ほんのり香るくらいが心地よく感じられます。

KAGUのアロマスプレーは森林浴をしているような深い安らぎの香りで冬にもおすすめです。
特に煌-KIRA-の香り（アロマスプレー、アロマドロップ）は冬の夜や寝る前におすすめの香りです。

アロマドロップは入浴時に湯舟に垂らしたり、アロマ対応の加湿器に垂らしたりして使うのもおすすめです。